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みなさんの屋根にサビは付いていませんか?
屋根は住宅を紫外線や風雨から守ってくれる大切な役割を持っています。そのような屋根にサビが付いている状態はよくありません。
なぜなら屋根のサビは屋根の劣化を表しているからです。
とはいっても、なぜサビが発生するのか分からない方は多いと思います。
そこでこの記事では、サビが発生する要因やメカニズム、そしてサビの種類について説明したいと思います。
そもそもサビとは一体何なのでしょうか?
答えは「腐食」です。
腐食とは金属が水や酸素と化学反応(イオン化現象)を起こすことで、金属の表面が変質することを言います。金属は水や空気に触れることで、中性の原子や分子が電子を受け取ったり放出したりしてイオンになるイオン化現象を起こします。
この時、イオンが大気中に溶けだすと残された電子が腐食電流として流れ、これがサビの原因となるのです。
それでは、具体的にサビはどのような時に発生しやすいのでしょうか?
*湿度が高いとき
先ほど、金属は水や酸素と化学反応を起こすことで腐食(サビ)が起きると言いました。
このことを踏まえると、まず、金属が水分と触れるときとはどういうときでしょうか?
もちろん雨水が当たった時や雪が降った時などもそうですが、実は意外と一番多いのは湿度が高いときなのです。鉄の場合は相対湿度が60%以上になると鉄表面が水で覆われてしまいます。この時、鉄が水と化学反応を起こしイオン化することでサビが発生してしまうのです。
そのため、梅雨の時期はもちろんのこと、冬の時期など湿度が高いときはサビが発生しやすくなるので要注意です。
サビの種類は大きく分けて3つあります。
*赤サビ
赤サビは赤茶色のサビで、おそらくみなさんが一番頻繁に目にするサビがこれにあたります。
赤サビは鉄に発生するサビで、先ほど述べたように、鉄が外部の水や酸素に触れることで酸化し、カビが発生します。
赤サビは、サビの進行が非常に早く、少しでも赤サビが発生するとそこから速いスピードで広がっていくため注意が必要です。
*黒サビ
黒サビも赤サビと同様で鉄に発生するサビですが、赤サビとは異なり、鉄の表面にしっかりと定着するため鉄を保護してくれる良い役割もあります。
つまり、黒サビはそれ以上サビが発生することはないサビなのです。
そのため、わざと黒サビをつけてそれ以上サビさせないように工夫しているものもあります。中華なべなどがその例です。
・青サビ
青サビは主に銅に発生するサビで、10円玉などによく見られます。
青サビは赤サビとは異なり、風情のある雰囲気を醸し出すため、銅の魅力として好きな人も多いです。
以上、サビが発生する要因やメカニズム、そしてサビの種類について説明しました。
ぜひ参考にしてみてください。