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外壁塗装の覚えておくべき塗料の種類 | アクリル・ウレタン塗料

外壁塗装を行う際は・塗料について・塗装方法について・外壁材についての3つについて知っておく必要があり、これらを知っておくことによって、外壁塗装の失敗率が圧倒的に下がります。
外壁塗装の基礎的な知識を得ることで外壁塗装が初めてでも悪徳業者に騙されることもなくなるでしょう。
その3つの中でも今回は塗料についてお話させていただきます。

□4つの種類

外壁塗装で使用される塗料の主成分は合成樹脂であり、そこに含まれる物質で見た目や耐久性が大きく異なってきます。
外壁塗装の種類を知るためにまずはその中から2つの種類を見ていきましょう。

・アクリル系塗料
メリット:軽量で色をしっかり見せる効果があります。
コストが最も低い点がメリットです。高温で変色しにくく、独特の滑らかさと艶感があります。

デメリット:紫外線に弱く、耐用年数が短いのがデメリットです。
15年前に登場した際は人気がありましたが、現在は使われることが少なくなってきました。時代とともにより機能の高い塗料が出たためです。

オススメ:価格が安いので、気分転換の為にこまめに塗り替える人や、塗り替えをリーズナブルに行いたい人にオススメです。
例えば、期間限定のディスプレイ的な塗装や室内の壁などには適しているでしょう。透湿性が高いので、湿度がこもりやすい軒天井にも向いていますよ。

・ウレタン系塗料
メリット:アクリル系に比べて防水性と耐水性に優れています。
4つの塗料の中では比較的に安価で、バランスの良い塗料です。様々な用途に使うことができ、戸建て住宅など幅広い建物で使用されています。
塗膜が柔らかく、密着性があり、機能性などのバランスが良いことから万能塗料と呼ばれていたこともあったほどですが、現在はその地位をシリコン系塗料に奪われています。

デメリット:耐久性が8~11年とアクリルよりは長いですが、シリコン系塗料に比べるとどうしても劣ってしまいます。防汚性や紫外線の抵抗力が低く、光沢は長続きしますが変色がしやすい塗料です。

オススメ:比較的低予算で済ませたい人や塗料の剥がれが気になるときに使うことをおススメします。

□まとめ

現在この2種類の塗料が用いられることはあまりありません。それではなぜ紹介したというとこまめに塗り替えたい方や、剥がれが気になる方におススメだからです。塗料の中ではかなり安価などで、失敗したとしてもダメージは最小限で済みます。「外観をキレイに保ちたいから小まめなメンテナンスも面倒だと思わない」という方はこれらの塗料を選んでもいいでしょう。

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