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『Part1外壁塗装の重要な工程を知ろう!~「下塗り」編~』では、塗装工程の初めのステップ「下塗り」についてご紹介しました。そして、今回はいよいよ外壁塗装のメイン「中塗り」「上塗り」についてお話しします。
■「中塗り」とは?下塗りが乾いた後に行う塗装工程が「中塗り」です。この工程では、外壁の色として事前に決めた色の塗料を実際に塗っていきます。この塗料は「上塗り」で使う塗料と同じものであることが多く、「上塗り1回目」と呼ばれることもあります。
■「上塗り」とは?いよいよ塗装工程の最終段階の「上塗り」です。中塗りが乾いた後、仕上げして塗装が行われます。最終の塗装のため、色むらや塗り忘れが出ないよう丁寧に塗装していきます。
基本的には、下塗り、中塗り、上塗りを1回ずつ行いますが、従来の外壁の色の関係で、うまく発色しなかった場合や天候の関係でムラが出てしまった場合は、もう1度上塗りを行うこともあります。
■なぜ、同じ塗料で2回も塗るのか?
上述の通り、「中塗り」と「上塗り」では打ち合わせで決めた同じ塗料を用います。
なぜ2度も塗る必要性があるのでしょうか?
・一度だけ(中塗りだけ)だと、ムラや塗り残しがでやすい
どれだけ丁寧に塗装しても、重力や塗料の乾燥の関係で、1度だけの塗装では色むらが出てしまいます。発色がよく均一に塗られた外壁を完成させるには、少なくとも2度は塗装しなければなりません。
・厚い塗膜にするため外壁塗装の効果は、色付けだけではありません。
雨や風によって外壁内部にダメージがいかないように、外壁を保護する役割も持っています。そのため、下塗りの上に1度薄く塗るだけでは十分な塗膜はできません。重ね塗りすることで、より頑丈に保護できます。
・塗料は1度に塗れる量が決まっている
厚く塗りたいのなら、一度にたっぷり塗ればよいのでは?と思われるかもしれません。しかし各塗料のパッケージやメーカーのWebサイトには、1㎡につきどれくらいの量の塗料が1度の塗装で塗れるかが記載されています。そのため、厚く十分な塗膜を作るためなら重ね塗りをする必要があるのです。
中塗り、上塗りをどちらも行うことが大変重要です。同じ塗料を使うため、どこまで塗ったかわからない!ということにならないために、中塗りの塗料の色と上塗りの塗料の色を少しだけ変えることもあります。前面を2度塗りすることで、美しく、頑丈な塗膜を完成させられます。
「下塗り」、「中塗り」、「上塗り」という塗装工程を2回にわたってご紹介しました。この3つの工程は外壁塗装のメインであり、非常に大切な工程です。依頼した塗装業者がこの3つの工程を丁寧に行っているか確認することも、外壁塗装を成功させるポイントであるといえるでしょう。