【山形県内施工棟数No.1】池田塗研は自社職人施工にこだわった住宅塗装専門店です。外壁屋根 無料診断、雨漏り修理、リフォーム補助金などお気軽にご相談ください。
飛び込み、電話営業は一切行っておりません。
新庄市のお客様からのお問合せが増えてきましたので、ここで新庄市など豪雪地域にあった塗料や施工方法のご紹介をさせて頂きます。
いろいろな塗料メーカーがあり、塗料も何種類の塗料があり塗装屋の自分たちも把握するのに苦労しております。
実はその全塗料メーカーが屋根塗装の仕様工程を3回塗りとしております。
2回塗りでもいいですよとはどこにも書いていないのです。
これは3回塗りしなければ期待耐候年数(シリコン8年~10年・フッ素13年~15年)は守れないという事になります。
最も重要な事は塗膜厚が適正な厚みが付いているかで耐候年数が全然変わってきます。当然3回塗りしたからと言ってシンナーで薄めすぎて厚みが付かない3回塗りでも意味が無くなってしまいます。
最近では減ってきましたが、前回と屋根塗装した時はシリコン1回塗りでお願いしたの!とお客様からお聞きする事がありました。
下塗り無しの上塗り1回のみでの施工方法が山形ではやっており、塗料メーカーさんもびっくりするほどでした。
下塗りは錆止め塗料と接着剤(プライマー)の役割にもなっており、トップコートの密着させる重要な工程になっており下塗りをしなければ雪や雨で剥がれてしまう恐れがあり、ここは弊社では必ず下塗りのからのご提案になっております。
次にトップコートを2回塗装します。シリコン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料を2回塗り中塗り・上塗りと記載させております。中塗り・上塗りには密着性や防錆性は含まれておりませんので必ず下塗りをしてからの行います。
この3回塗りの工程が施工仕様となっておりますが、東北地方など雪の多い地域で多く、山形ですと2回塗りがほとんどになっております。
こちらの理由をご説明させて頂きます。
関東や西日本エリアではほとんど雪が積もらないと言われております。山形は常に雪が屋根に積もっており次第に氷化してしまいます。関東などは雹(ひょう)でも降らない限り紫外線や熱、雨からの劣化を想定し耐候性が決められております。
現に石垣島の塗料暴露試験場は雪が降りませんのでキセノン試験以外は暴露試験データを元に塗料の耐候性を出しております。
つまり、塗料の期待耐候年数は雪や氷による劣化や傷が付いてしまう事は想定してない耐候年数となっております。
なので専門業者が豪雪地域にあった施工方法考えた結果、下塗り塗装・上塗り塗装の2回塗りが一番コスト的にも安く済み耐候年数は短くなりますが、弊社では塗り替えサイクルを短くし定期点検をしながら屋根の傷や雪によってついた傷などの状況を確認しております。3回塗りしたからと言って傷や剥がれが起きないとは言えないのです。
新庄市など豪雪地の塗装で1つの考え方としてご説明させていただきましたが本来ならば3回塗りを行い、高耐候性塗料のフッ素や無機を塗装するのに越したことはありません!
最近ではフッ素樹脂も人気が出てきました。
少し前まではフッ素の金額がお高くご提案しておりませんでしたが、最近ではリーズナブル価格になりご提案も増えております。
フッ素樹脂とはフライパンのコーティングや歯磨き粉などにも使われており非常に硬く強靭な塗膜になります。
固いからと言って割れるんではないかと言われたりしますが決してそのような事はありません。耐候年数も15年と言われておりますが、塗膜が固いだけあって雪に強いく耐候性も耐熱性にも優れておりますので新庄市など豪雪地におすすめしております。
塗り回数や塗料をいい物にすれば料金も上がりますので、先ずは屋根の状況を確認し塗装プランや料金の比較でお客様に最もあった施工方法を決めて頂ければと思います。