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おはようございます
池田塗研工事管理の鈴木です
本日のブログは窯業系サイディングの雪害の対処修繕工事についてご説明致します
そもそも凍害とは何か
簡単に言えば外壁が凍結することによって生じる劣化を言います。
寒冷地においてコンクリートやセメント中の水分が外気温度差や日の光などの影響で、凍結・融解を繰り返し受けることで、水分の膨張圧により、コンクリートにひび割れや剥離を生じさせます。
窯業系サイディングにはセメント成分が多く含まれているため、凍害が起きやすいとされています
また、キッチンやバスルームなどの水回りからの湿気の多い箇所からの内部への浸潤化、冬場に多く暖房を使用することで、室内と室外での温度差による内部結露なども発生しやすい要因の一つです
そのため窯業系サイディングは耐久性や耐火性に優れているという特徴を持っている反面、凍害が起きやすい外壁材でもあります。。。
凍害を放置しておくと建物の構造そのものにも重大な被害を発生しかねないため、凍害を発見したらすぐにでも修繕対策工事をする必要があります
その事例の一つとして
①今回5年前に一度塗装しているものの、サッシ下からの凍害が全然おさまらない②サッシ下だけ全て剥離を起こしており、下の外壁材にも影響を及ぼしている
普段通りに補修をして塗装ではまた同じことの繰り返しですので
サッシ下にサッシの幅より少し長めに板金で加工した水切り材を取り付けを行いました
⓵サッシからの結露水が直接外壁に伝わらないように水切りの機能で地面に水が落ちるようにする⓶サッシ下がほぼ剥離していることから、隠ぺいと再発防止のためにサッシより長く加工して付ける
以上の2点が今回の工事の凍害防止対策工事の要点です