おはようございます

工事管理の鈴木です

今年は暖冬で除雪作業が一度もない状況ではありますが

今回は落雪災害事例の一つの対処法についてです
上記の写真で示す通り、屋根の側面(妻側)下にテラス屋根が隣接しており、昨年の冬に一度落雪によりテラス上部のポリカーボネート板が剥落した事例であります。
※軒先には既設雪止めアングル、ステンレスのストップ設置済み
このようなケースの場合の対処法として。。
①屋根側面(妻側)にも雪止め設備を設ける
⓶屋根谷部にも雪止め設備を設ける
当然落雪する手前に雪止めがあることで雪の引っ掛かりが多くなりますので、滑り落ちる危険を減らすことができます。
尚且つ、雪が溜まれば屋根谷部から側面の方に押し出す力が増えていきますので、屋根谷部の雪を分散させるために雪止めアングルを設ける必要がありました

屋根谷部に雪止めアングルを付けているお家は最近では多く見受けられます

落雪災害を考えれば設計上必要不可欠になっているのかもしれません

全ての雪を止られる訳ではありませんが、今までよりも落雪の可能性を格段に低くすることができます